卒業研究発表会が開催されました。
卒業研究に取り組んだ4年生が、4年間学んできた技術知識の成果を発表しました。
研究テーマのひとつ、「油山寺三重塔軸組模型制作―匠明の木割書を通した比較―」では、
日本伝統的な建築設計法「木割」と、実物との相違について考察しました。
三重塔の写真はその軸組模型で、細部に渡って丁寧につくられています。
そのほかのテーマは、
「真田信重霊屋の斗組(ますぐみ)」、
「腰組斗栱(ときょう) ~近世の権現造の比較~」、
「幼稚園の設計 ~遊び、育つ環境~」、
「富士山本宮浅間大社 規矩図の検討」、
「くらやみ祭りの記念館の設計」、
「技能五輪全国大会について」で、計7つが発表されました。
いずれも伝統と現代、設計と施工問わず、
様々な観点から日本木造の建築技術を追求するものでした。
これらの作品は、本校で展示公開されています。
見学をご希望の際は、本校へお問い合わせください。