体育祭が開催されました
10月11日に、本校の年間行事「体育祭」が開催されました。
運動会のようなイベントです。
運営は学生たち自身で行い、「6人7脚」や「チーム対抗リレー」など、
種目を学生たちで決定します。
10月11日に、本校の年間行事「体育祭」が開催されました。
運動会のようなイベントです。
運営は学生たち自身で行い、「6人7脚」や「チーム対抗リレー」など、
種目を学生たちで決定します。
10月22日、23日に開催されました第5回カベワングランプリに、
本校の部活動「木造耐力壁研究部」が出場いたしました。
カベワングランプリとは、実物大の木造軸組耐力壁を制作し、
互いを引きあったうえでどちらが相手の壁を破壊できるかを競う大会です。
耐力壁の耐震性能はもちろんのこと、いかに少ない材料で制作できるか、
いかに容易に組立て解体できるか、廃棄物は少ないか、デザインは美しいかなど、
総合的に評価し得点を競い合います。
真ん中のジャッキで互いの耐力壁を引き合います。
右の耐力壁が本校チームの耐力壁です。
組立作業の様子です。
加力試験後の様子です。
試験は1回戦敗退でしたが、
施工時のコミュニケーションや部材のカンナがけの美しさなどが評価され、
審査員特別賞(古久保英嗣賞)、またスポンサー賞を受賞しました。
本校ならではの部分が評価され、大変うれしい結果となりました。
9月18日は本校の学園祭が開催されました。
校内は学生の企画したブースが数多く出展され、
多くのお客様で賑わいました。
実習棟では、学生が教えてくれる木工教室が催されていました。
小さなイスなどの木工品を教わりながらつくれるとあり、
小さなお子様にも人気のブースでした。
また本物のカンナがけが体験できるブースでは、
大人も学生に教えてもらいながら木材を削っていました。
ヒノキのカンナくずを記念に持ち帰るお客様も多くおりました。
教室棟では、茶道部の学生が立てたお抹茶をいただけるブースが出展されていました。
実物大のお茶室模型の中でいただけるコースもあり、
本格的な茶道体験ができると人気のブースでした。
また製図室では、学生の設計課題の展示室がありました。
学生自身が成果物の説明をしており、
図面が手描きであることの驚きながらご覧になっておりました。
開催は3年ぶりということで、学園祭を体験していない学生が中心となるなか、
工夫をしながら企画した今年の学園祭でした。
学生にとって、楽しいイベントとしてだけでなく、
学外に関わる意義と難しさを知るイベントとして、
さまざまなことを学べた学園祭でした。
9月18日(日)に、富嶽学園祭を開催します。
3年ぶりの開催となります。
会場内では、「メインステージ」でのイベントや、
「各種体験コーナー」に「作品展示コーナー」、
「日建屋台村」での食事が楽しめます。
「メインステージ」では終日イベントを催しています。
タイムスケジュールはこちら
09:30~10:00 2人羽織激辛焼きそば早食い競争
10:30~11:00 極限釘打ち
11:20~12:00 女装大会
13:00~14:50 技能士大会
15:10~16:00 ビンゴ大会
学生による余興をはじめ、普段の学習成果を競う技能士大会、
そして最後には、さまざまな景品を用意したビンゴ大会が催されます。
「各種体験コーナー」では、
学生が教えてくれる木工体験や、かんななどの大工道具の使用体験。
茶道体験では実際にお茶とお菓子をいただくことができます。
「作品展示コーナー」では、
普段の学生の課題作品(大工実習や設計実習など)を展示。
大工道具展示では一般的なものから貴重なものまで、さまざまな道具を見ることができます。
「日建屋台村」では、
焼きそばや焼きおにぎりやドリンクなどなどをご用意しております。
その他さまざまなイベントをご用意しております。
開催に際しては、新型コロナウィルス感染対策を徹底いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
夏休みに入りましたが、学生は集中講義があります。
1年生は「美術」、2年生は「建築表現法」です。
どちらの授業も、建築に必要なスキルを身に付けます。
「美術」では、色彩や空間構成などの基礎感覚を磨きます。
「建築表現法」では、模型やパースなどの表現技法を身に付けます。
[美術]色鉛筆を使ったグラデーション
自由に選んだ5色の変化を違和感なくつくっていく
そして色の並びも美しく見えるように
[美術]輪郭線を捉えるーデッサンの基礎練習
輪郭が正しく表れているだけでも人の姿勢が見えてくる
デッサン課題に取り組む前に、ものの形を捉える練習
[建築表現法]100分の1サイズ模型制作-増沢洵自邸(9坪ハウス)
小さい模型は道具を繊細に使わなければキレイにつくれない
窓枠や戸袋、手摺など些細な凹凸を表現することで陰影ができ立体感が出る
こういった美的感覚は、設計者だけでなく大工や建築の管理士にも当然必要になります。
今後このスキルを使って課題に取り組み、本物の自分の技にしていきます。
5月24日は一日、静岡市内の建築物を学生全員で見に行きました。
普段授業で学んでいる知識や技術をさらに高めるため、
実際の建築物の空間を体験し、見聞を深めようという見学会です。
見学場所は、「久能山東照宮」、「日本平夢テラス」、「駿府城公園の東御門・巽櫓」。
新旧それぞれの技術を用いた建物です。
一つ目の久能山東照宮は、東照宮の名の通り、徳川家康公を祀る神社です。
その御社殿は日光東照宮より19年も早く造られ、国宝にも指定されています。
平成に修理され、総漆塗、極彩色の鮮やかで力強い姿を見せてくれます。
二つ目の日本平夢テラスは、建築家隈研吾氏の設計による展望台です。
駿河湾や富士山を望む360°の絶景を楽しめるよう、八角形の塔のような形をしています。
外から見ても内から見ても、木造にしか見えませんが、
実は鉄骨造と木組みのハイブリット構造です。
その鉄骨を見せないようにするための木工技術が、
階段や屋根を支える木組みなど、随所に現れています。
三つ目の東御門・巽櫓は、江戸時代初期の駿府城の櫓を、伝統工法で再建した建物です。
正面に見える黒松の太い梁が、圧倒的な存在感を放ちます。
実は、二つ目の夢テラスを造った大工棟梁は本校の卒業生。
その棟梁が案内人として、見学会に参加して下さいました。
鉄骨を見せない工夫や、屋根の複雑な木組みを実現する苦労など、
貴重なお話を伺えました。