夏休みに入りましたが、学生は集中講義があります。
1年生は「美術」、2年生は「建築表現法」です。
どちらの授業も、建築に必要なスキルを身に付けます。
「美術」では、色彩や空間構成などの基礎感覚を磨きます。
「建築表現法」では、模型やパースなどの表現技法を身に付けます。
[美術]色鉛筆を使ったグラデーション
自由に選んだ5色の変化を違和感なくつくっていく
そして色の並びも美しく見えるように
[美術]輪郭線を捉えるーデッサンの基礎練習
輪郭が正しく表れているだけでも人の姿勢が見えてくる
デッサン課題に取り組む前に、ものの形を捉える練習
[建築表現法]100分の1サイズ模型制作-増沢洵自邸(9坪ハウス)
小さい模型は道具を繊細に使わなければキレイにつくれない
窓枠や戸袋、手摺など些細な凹凸を表現することで陰影ができ立体感が出る
こういった美的感覚は、設計者だけでなく大工や建築の管理士にも当然必要になります。
今後このスキルを使って課題に取り組み、本物の自分の技にしていきます。